築50年程の母屋。
瓦や樋はメンテナンスされていたので、
今回の工事では、
◎耐震性能をアップさせ、安心して暮らせる家にする。
◎部屋が区切られているので、大きく部屋を使えるようにする。
◎寒いので、断熱性能をアップし、快適に過ごせるようにする。
◎家で楽しめるようにする。
を、テーマに耐震リフォーム工事を行いました。
【完成VR】
【完成写真】
屋根と樋は以前のまま。
外壁と断熱材、サッシをリニューアルしました。
まだ場所によっては木のサッシが使用してあったので、複合サッシ/樹脂サッシ、そしてガラスはペアガラスに変更しました。
そして、外周部を吹付断熱でぐるっと断熱。
断熱をよくすることで、国から補助金が出ました。
リビングの外にはデッキを造作。
屋根があるので雨の日も使えます。
外のような内のような・・
愛犬とのんびり日向ぼっこしたいなあ(^^♪
外壁:ニチハ モエンエクセラード16
・キャスティングウッド
カーボンブラックMG
・しぶき フロストMGホワイトⅡ
サッシ:リクシル サーモスL
オータムブラウン
(一部シンフォニーウッディ/
ブラインドインガラス)
玄関サッシ:YKK れん樹C03
キャラメルチーク
薪ストーブ:チムニー/ヘリテイジ
昔ながらのお客様用玄関。
↓
基本復元を目指し、明るく開放的に仕上げた和風玄関。
思い出の柱を1本見えるように施工しました。
フロア材:無垢 ナラ15mm
上り框:無垢 タモ一枚板
お昼でも電気を付けていた北側ダイニング。
冬は床からヒヤッと冷気でとても寒かったとのことです。
↓
2間続きだった、ダイニングキッチンと応接間。
真ん中の壁を取り払って、大きなLDKにしました。
キッチンの位置は以前と変わっていませんが、真ん中の壁がなくなり、上部に窓を付けることにより 明るく開放的 になりました。
【こだわりのキッチン】
キッチンを一段下げることで、カウンターに座るご家族と丁度同じ目線になりコミュニケーションが取りやすく、話しながらお料理できます。
カウンターはタモの大板。
釣りが趣味なご主人。
フラットな広々キッチンカウンターで大きな魚をさばくのが楽しみです。
【薪ストーブのある家】
薪ストーブのゆらゆらとして火を見ながら、コーヒー・・。
そんな夢を実現できました(^^♪
薪ストーブ愛用者 永井(社長)の意見で、下の御影石は継ぎ目のない一枚ものに!
掃除の手間が格段に違うらしいのです。
そして、フロアとの段差もなくしました。
かっこいいの一言。
冬が待ち遠しくなりますね。
【ダイナミックな梁のLDK】
天井に隠れていた、大きな梁。
クリーニングして、塗装をすると隠れていてはもったいない程の立派な存在です。
天井を勾配天井にすることで、のびのびと気持ちのいいくつろぎのリビングになりました。
堀こたつに設置した無垢板のテーブルは、タモの耳つきとウォルナットの2色使い。
真ん中にはくぼみを造り、囲炉裏のような使い勝手をできるようにしました。
2部屋の真ん中の壁を取り払った分、もう一本梁を追加しました。
(どちらかわかりますか?横に2本にある、ストーブ側の丸太です)
元々そこにあったかのように、成形して据えました。
家の構造を熟知しているからこその、匠の技です。
大工の腕がなります(^^)/
【くつろぎ和室】
建具で仕切られた大きな和室。
仏間が4畳ある、昔ならではのこだわり住宅です。
昔ながらの住宅は、和室が大きな空間なのに、柱しかなく耐震性が弱くなりがちです。
なので、壁を増やし耐震性をアップ しました。
しかも、長年掛けて家が傾いていましたので、家の矯正も行いました。
昔の建具は、デザインも造りも素敵なモノがとても多いので、今回も元々の建具が使用できるところは再利用しました。
新しい空間に1点でも懐かしいものがあると心が落ち着くような気がします。
そして変わらず、親戚が集まれるような空間にしました。
お施主様が各地を回られ、出会った運命の一品の手洗い鉢。
その一つ一つが、思い出になりますね。
【入りやすくなったお風呂】
広いけれどタイル貼りで冬はとても寒かったお風呂は、ユニットバスに変更しました。
またぎやすくて、ヒヤッとしない床で安心してお風呂に入っていただけます。
キッチン:リクシル リシェルSI
セラミックトップ(ブラック)
クレストレッド
ユニットバス:リクシル アライズ1616
HFセブストーン
カウンター下:柏木工 モザイクタイル
キッチン床:ナゴヤモザイク工業
モジュラーストーンズ
キッチン壁:名古屋モザイク工業
ピエノルーチェ
キッチン天井:杉板(フシ有り)
フロア材:無垢 ナラ15mm
カウンター材:無垢タモ 大板
クリアガラスコート
チェア:柏木工
ボススタイルチェア(ランディ10)
NeChair(バトンYG)
【施工写真】
サイト工事中